試用期間とは?
試用期間とは、
「会社が候補者の事を知り、候補者が会社の事を知るための期間」
です。
法律上、試用期間の長さには決まりがありませんが、「3ヵ月~6ヶ月」がもっとも多いのではないでしょうか。
決まりは無いものの、一年とか、二年とか。余りに長い期間には注意しましょう。
なぜなら、試用期間中の社員は「不安」を抱えているからです。
「いつ正社員になれるのだろう?このままずっと試用期間が続くのなら・・・。他の会社に転職しよう。」
と人材の定着にも大きく関わります。
更に、辞めた社員が「あの会社は、試用期間が長くて正社員にする気が無い」とインターネット等に投稿すれば、悪評が拡がり、いくら求人を出そうが人材は集まりません。
試用期間中の社内教育や業務支援体制を充実させ、候補者が戦力になるか判断し、戦力になる見込みが薄いようであれば、本人に早目に伝えてあげる事が重要です。
期間を定める際には、候補者が行う仕事を精査し、教育プログラムを策定する等、受入れ体制を整えた上で、適正な期間を定めましょう。